石川 央子

石川 央子の根っこストーリー

石川 央子 Hiroko Ishikawa

profile

生年月日
1974年9月2日
座右の銘
なぜ?からはじめる
心に残る映画
ニューシネマパラダイス
至極の逸品
息子と作ったココアバナナスムージー
出身地
神奈川県
忘れられない場所
北海道 礼文島
私のストレス発散方法
お風呂に入りながら一人旅のYouTubeを鑑賞し旅行した気になる!!
内定を出すであろう人物像・特徴
自分ごととして考え、行動できる人
つまり、相手の立場になって考え、行動できる人

私の“根っこ”ストーリー

社会人として会社勤めを始めてから30年以上の月日が経過しました。
その間、数多くの失敗をしてきましたが、同時にその経験が自分自身の成長につながったきたと確信しています。私が考える”根っこ”とは、自分の信じた道を歩く想い、つまり「信念」のことだと考えています。新入社員の時代から今に至るまで、その信念を判断や行動の基準にしてきたと自負しています。

先ほどの失敗談の中で、今でも印象に残っていることは、時の上司に対して真っ向から意見をぶつけた時のことでした。当時、自分の仕事に対してそこそこ自信をつけていたこと。またハッキリと物を言う性格もあって、理不尽なことには即座にNOと意思表示することが多かったと覚えています(今では冷や汗ものですが・・・)。
その際、上司に言われたことは、自分の信念だけで自己主張することの是非でした。会社は様々な人が共通の目的や目標を掲げて、同じベクトル(方向)で事業を動かしていく集団です。様々な価値観、つまり個人としての信念があるのは当たり前ですが、各自が各々それを主張していてはまとまるものもまとまりません。まだ若かった私は、相手の”根っこ”=信念がどこにあろうとお構いなく自分の主張をしていただけでした。

結果として、相手の置かれた状況を考えていないので、一方的な物言いとなって相手に受け容れられることが少なかったと今は猛省しています。
相手には相手の”根っこ”がある。それをリスペクト(尊重)した上での闊達な議論。
健全な事業運営に欠かせない原理原則を、今回の人事テーマを”根っこ”とした時に、改めて思い返した、そんなエピソードです。

社内の雰囲気

現在、人事制度改革を進めています。
数年前まで、社長の意志が強く反映されるトップダウンの会社だったと思っていましたが、改革の中で自社分析をすると案外フェアでフラットな会社だと感じています。
人と人との距離感が近いので、上下関係もありますがお互いがパートナーだという認識です。
また、組織をピラミッド型からチーム制へと分散させていく過程で、よりスピーディーにコミュニケーションが図れるのも、元々から風通しが良い会社だったとの分析です。

確かに上司や先輩に物言えぬ雰囲気はゼロではありません。人は感情の生き物ですから、その日の体調やプライベートでの出来事も影響するでしょう。
しかし、お互いを気遣う文化があるので、逆に部下が上司を労わったりだとか、社長にも気軽に声をかけている風景はよく見かけます。
人の営みには良い時も悪い時もあるので、寛容といいますか包み込むような空気と、お互い謙虚で感謝の心を忘れない社員の「気持ちの良さ」がイシカワの社風だと感じます。

会社説明会や採用面接の際には、百万言を費やしても語りつくせいないので、いつも職場見学をツアーとして組み込んでいて、毎回好評を頂いております。
百聞は一見に如かず、と説明を省くつもりはありませんが、見て感じて頂ければ社内の雰囲気は自ずと伝わると自負しています。
そうした雰囲気を作るのは社員一人ひとりの不断の努力です。そうした自覚を持っていこう、と特に人事部はロールモデル(お手本)になるべく日々精進しています。

活躍しているメンバー

メンバーは多士済々。一人として同じタイプの人はいません。
裏を返すと、パーソナリティーは人それぞれ。一人ひとりの仕事への価値観や人生観は違います。
但し、イシカワで働く上で必須の価値観とも言える、イシカワバリューに共感している点は共通しています。一つひとつの円は重なっていませんが、肝心な所だけはみんなで共有している、そんなイメージです。

もちろん、事業内容やその発展性、職種やそこからのキャリアアップなど、将来性を見込んで集まったメンバーではありますが、それだけではない、ということです。
何をするかは大事なのですが、誰と一緒に仕事をするかは、働き「続ける」意味では更に重要だと考えています。同じ価値観を共有して働くことで、お互いが助け合い、学び合い、刺激し合う関係を構築できます。

個人の能力や行動量に差が出てくるのは当然のことです。
イシカワには、自分自身の成長に対しても、仲間への期待に対しても、決して「可能性をあきらめない」という粘り強さの社風があります。そして、お客様もそうですが、仲間とも「つながるを続ける」ために、イシカワバリューを行動で示す文化があります。

冒頭に言いました通り、社員の個性はバラバラですし、それが会社の多様性であり、強みであると思います。イシカワらしい社員とはつまり、バリューに共感した上で、お互いが成長し合う努力する人、と定義できます。

それは強制ではなく、自発的であり、バリューがあってこそ個性を発揮することが出来ると考えているからです。

意識していること

私は常識や慣習といった、「当たり前」をいつも疑います。
誰もが当たり前だと考えていても、いつもなぜこの仕事をやるのか、なぜそのやり方でやらなければならないのか、と何度もなぜなぜを繰り返し自らに言い聞かせます。時には相手に不快な思いをさせることもありますが、結果を出すことがビジネスとしてはそれこそ「当たり前」なので、確度の高い、最善の方法を探りたいのです。

私がいつも正しいわけではなりません。よく悩みますし、間違えることも多いです。
わからないことはとことん突き詰めて考えますし、幸いそうした問いに応えてくれる仲間や取引先に恵まれています。失敗すれば、なぜ間違えたのか、それを反省して教訓として次につなげていく。忘れようとしたり見て見ぬ振りは出来ない、これは性格でしょうか(笑)。

プライベートも変わりません。違うと思うと「なぜ?」の発動です。
時に身内にも(たとえ夫や子供に対してでも)お互いの距離感、と言いますか、一緒に生活する意味を問いかけます。家族ですからもちろん愛情が前提ですし、何があっても世の中で一番大切にしたいものです。だからこそ、その幸せを当たり前にするのではなく、これからも幸せにしたいので、なぜを続けていきたいと思います。

就職活動生へ

小さい頃からの夢を実現させたい人、何かをきっかけに学んだことを活かしたい人、自分の長所を活かしたい人。
今までの私のキャリアで、様々な動機で就職活動されている学生さんたちとお目にかかってきました。中には、まだ自分がやりたいことが見つからない人、自分が何をなすべきか真剣に悩んでいる人もいらっしゃいました。

現代は情報化社会なので、情報過多になって見え「過ぎる」が故に、本質を見抜けなくなってしまっています。
就職活動では、会社や仕事を探す、という固定概念もあり、ますます学生の皆さんを焦りにかき立てる現状を人事に携わる者として悔しく思っています。その結果、誰かに勧められたから、みんなが良いと言っているから、といった「誰か」の考えに左右されてしまいがちな傾向も見て取れます。

アドバイスとしては、何か良い会社(仕事)が見つかったらいいな、と思うことは止めた方が良いです。厳しい言い方をしますと、社会人になると、自分の居場所は自分で作る(創る)ことが求められます。全ては自分次第、という厳しい世界です。何も一人でやり遂げなさいと言っているのではありません。そうした個人の努力を評価して、更に支援してくれる会社は必ず存在します。

会社を見分けるポイントとして、人事ポリシーに注目してみて下さい。就職、つまり職に就くことがゴールではなくスタートです。会社に入ってから、学生皆さんのことを会社がどう扱うのか、その考えを聞かせて下さい、と面接の際に聞いてみるのです。
そこに明確に答えられる会社こそ、きっと、いいえ間違いなく皆さんのことを、将来にわたって大事に、大切に考えてくれているはずです。